私と純日記

主に週報

みんな普通じゃない!

よく思い出す話がある。

星野源ANNにオードリーの若林さんが出た回で、源さんが、若林さんが佐久間さんのANNで話してたことに関してちょっとぶつけたいことがあってと前置きした上でこんなこと言ってた。

僕は物心ついて、自分の普通の思う通りに行動すると「それ、間違ってるよ」って言われたりとか。「それ、普通じゃないからやめといた方がいいよ」って言われたりとか。

たとえば、それが人を傷つける行為とか、暴力的な行為だったならばもちろん、やめた方がいいんだけど。そうじゃなくて、「みんながそれをやっていないから」とか「社会的にちょっと違うでしょ?」みたいなことを言われたりとか。「普通はそうじゃないから」って言われて阻害されるという人生だったんですよ。

(中略)

俺は、まっすぐやっているだけなんだけど。これが俺にとっての『普通』で。社会的には『普通』じゃないかもしれないんだけど、俺にとっては『普通』。で、あなたは自分の『普通』を社会の『普通』にねじれさせて、それを適応させてるんだから、あなたの方が『普通じゃない』んだよ!」って言いたいんですけども。

でも、それを若林さんはいろんな行動で示してくれている感じがあって。で、結構その話を佐久間さんとされていた時も、結構胸が熱くなったんですよ。

で、若林さんがこんな返事してた(前後いろいろ省略)。

メールでラジオに「なんだ、普通の人だったんだ。いい夫婦の日に……」って。結婚しただけで「なんだ、普通の人だったんだ」っていうメールがいっぱい来たんですけど。「いや、俺はずっと普通だよ? なにを『普通じゃねえ』と思ってるんだよ?」とか思ったりすることが多くて。

 

語彙力皆無だけど、わ〜か〜る〜〜〜〜って思って。

私の人生にとっての普通は、誰に何を言われようが普通なんだよな。でも、私にとって誰かが普通に行っていることも、世間で何の違和感もないかのようにされていることも、私にとって普通じゃないなら普通じゃない。

そう、普通じゃない!みんな普通じゃない!一人暮らしをしていると家族が恋しくなることも、感動し泣ける映画を観たいと思うことも、花束みたいな恋をすることも、普通じゃない!

逆に、実家を出て心身の不調がきれいに治ることも、バイオレンスで不穏なドラマ映画ばっかり観たくなることも、1人が幸せだと感じることも、誰かにとっては普通じゃないだろう。それはそれで勝手にすればよくて、自分だけの普通として自己処理して、変にこっちに交わってくんなとは思う。

 

最近友達になって人たちと雑談会をしたんだけど(ほぼオールで華金に8時間も喋ったのヤバくね?)、その友達たちは深く考えるオールスターズ(?)で、仕事してても「なんで先のこと見据えないの?」ってことばっかり起こるとか、「大丈夫だよ〜」って言葉をいやいや鵜呑みにしたら大丈夫じゃなくて大変だったとか、そんな話をたくさんした。

我々にとっては、深く考えないタイプの人たちは普通じゃないけど、深く考えすぎだと非難するタイプの人たちにとっては、なんてめんどくさい人たちなんだろう…普通じゃねえわ…と我々のことを思うだろう。

自分の職場でも、私にとって普通じゃない考え方の人たちの暴走でろくな議論をしないまま仕事が進んでいくことがあって(しかも悪い結果になる)、普通じゃねえな!と度々思うし遠回しに気を遣いまくった上で進言する。でも、彼らにとっては、いちいちケチつけてきてめんどくせえヤツだなと思っているかもしれない。いくら客観的な正論だとしても「普通じゃない人」の言うことはどこまでいっても「普通じゃない」。だから今日も、お互いに嫌な思いをしながら仕事をする。

世界の秩序ってこういう風に回っているよね、全体的に。誰かにとっては居心地がいい世界かもしれないし、誰かにとっては地獄のような世界。もっと分解すると時期によって変わるかもしれないし、普通が覆る瞬間もある。あまり普通と普通じゃないが交わらない生き方が出来るといいんだけど、そうもいかないのが厄介な世界でいやだなと思う。

ここまで書いて自分が何を言いたいのかわからなくなっちゃったけどとりあえず、ムカつくことって起こるけど、自分の普通を否定しなくてもいいよねってことが言いたかった。明日も自分だけの、普通の世界がきっとあるよね。

 

MC.waka最高だから置いとく。


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※引用部分はこちらからお借りしました