仕事ハイになっているような気がする。そうでもしないと複雑なタスクをさばき切れない気がするから仕事ハイ渦中にいることを甘んじて許している自分がいるのだが、一方でこれを見過ごしていると痛い目にあうことも知っている。
最近はちょっと仕事ハイな時間が長すぎると感じて、意図的に調整しわがままを許容する。出たくないイベントがあれば半休を取ってうやむやにしたり、ムカつくことがあればちゃんと愚痴ったり、はぁ？って態度を取られたら当人に（言葉を選んで）伝える努力をする。
こういうことをできるようになったのは、過去痛い目を見ているからというのもあるし、歳を重ねある程度自信が伴ってきたということもあるし、ある意味開き直って自由にやっている部分もある。
ある日40代の友人に「年を重ねると図々しくなるもんで、になちゃんはそれくらいでちょうどいい塩梅になるよ」と言われた。若い頃はいわゆる「お局さん」を見てもっとニコニコしてればいいのに、と思ったものだがそうやってニコニコしていると自分が我慢するしかない構造が出来上がってしまう。嫌でも。だから、嫌なものは嫌だと言って、それに不服な気持ちを持つようなやつが離れていくなら嬉しく思ったほうが、本当はヘルシーな状態なんだろうと思う。
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今、いつもの仕事にプラスして産休に入る同僚の仕事と、その仕事に関わる中途の社員の指導を任されている。忙しいのはそういう理由。
それに更に、メイン業務外の案件でもマネージャーたちがろくに仕事を全うしないために、マネージャーと案件メンバーの仲を取り持つような仕事もこなしている。案件メンバーの言葉にならないモヤっとした気持ちを言語化し、マネージャーに何をしてほしかったのかを言語化し、マネージャーにひとつひとつ丁寧に伝え、権力の非対称性をまったく理解していないマネージャーたちにどう認識が違っているのか、なぜそういうことが起きるのかを揉めないような言い方に変換して説明する。疲弊。そんなことしてる場合じゃないのだが、モヤモヤしながらその案件を進める方が疲弊するので言いたいことを言って自分に納得感をもたせる。
こういうことをすると、メンバー想いだとかおせっかいだとかいう評価が下るのだが、私は私のためにやっている。納得感のない仕事は極力したくない、というのが私のモットーとしてある。ただ「この人に救ってもらえるかも」というようなクソデカ期待を勝手に背負わされるのは御免なので、レールを引くがそれに乗って動くのはお前らだぞという態度は崩さない。
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最近後輩に仕事を依頼することが増え、仕事をお願いスキルも更に磨いていかねば、とも思う。私の立場は、マネージャーたちと後輩たちの間の立ち位置になる。マネージャーが後輩にやってほしいことを雑に私に振り、私はそれを咀嚼し後輩に何を期待するのかを言語化し伝える。忙しいのでできませんとか言われながらも説得し、マネージャーの言ってることとあなたの言ってることがバラバラですとか言われながらも、冷静にこういうことを期待しているので一緒にやっていこうと伝える。（今言葉にして思ったけど、難易度高い仕事すぎじゃね？）
マネージャー陣は、基本的にチームメンバーに何かを任せることが下手くそだなと思わざるを得ない。やりたいようにやれと言いつつ、成果物を議論の余地もなく一蹴してしまう。しかも、それはアドバイスであって否定しているつもりはないと本気で思っている（ブチ切れそうになりながら問うたらそう返された）…みたいな感じが長年続いているようで、正直後輩たちが育ってなく雑な仕事のやり方をされるなと感じることが多い。
今日も後輩に任せた「◯◯についてこれとこれを決めて一報入れて」という程度のタスクも、決められないし上長に相談もしないまま期日を迎える。わからないことも自分から聞かない。私が取り決めたことへの不満をただ言う。それを見兼ねて、それは決めていいんだよとか別の案を提案して調整すればいいんだよ、などと言った。
…といっても、そのときの私は別のブチ切れ案件を細々抱えていて気持ちが昂ぶっていたこともあって嫌な言い方をしてしまいそうにもなり、私にも落ち度があったのではとも思い気持ちを抑えたりし更に混乱し、うまく伝えられた気がしない。それを気に病み自己嫌悪に陥る。同僚にもそんな悩みを話し、難しいよねと話したりでも言わなきゃいけないことは言わないとだよね自分も言える立場じゃないけどさあ、みたいな話をした。
総じて、「相手はこう思ってくれているだろう」と思い込まず、ちゃんと話して真意を聞き出すことが大事なんだろうな。でも真意を聞くのは信頼関係ありきの話だろうし、人の真意を聞くことは怖いことだ。自信がないなあと弱気になりそうになるが、うまくやれるくらいにキャリアを積みたいとも思う。
駄文が長くなり、仕事ハイだなあとつくづく思う。そろそろ寝なきゃ。
