私と純日記

主に週報

20240311 代替の仕事が終わった

夏頃からやっていた案件がやっとリリースされた。

産休に入る同僚の引き継ぎでやっていた案件だが、長らく関わっていると情が湧いてくる(?)もので、本当にいろいろあったしムカつくこともたくさんあったけど、助けてくれる人もたくさんいて、みんなで作っていった感じが楽しかった。フリーランスをやり続けていたら遭遇し得なかった感情だ。

いわゆるプロジェクトマネジメントの立ち位置で、様々なステークスホルダーと合意を取りながら他部署や取引先を巻き込んで進行をしていく役割だったのだけど…こういう仕事ってまじめんどくさいし、誰もやりたがらないものだと客観的には思っている。でも、なぜか私はうまいことやれる。自分でも不思議ではあるが、なんか知らんけどうまいこと立ち回ることができるらしい。毎日何かしらトラブってて、ムカつくこともたくさんあったんだけど、リリースしちゃうと全部笑い飛ばせる気もする。

同僚の代わりに入社したメンバーがいるから、この案件はそっちに渡して、私は来期からもといたチームに帰って途中になっていた仕事を再開する。その仕事は、どちらかというと一人で黙々とやるものだから、ちょっとさみしいしちょっと不安な気もする。難易度で言ったら、ぜったい今回の案件のほうが高難易度なのに、変な感じだ。

扱っている商材が会社の中でも比較的好調なもんで、来期からでっかい組織になるらしい。私は来期、もといた場所に帰って仕事をするが、そのもといた場所にはより人数が増えてわいわいするみたい。社会の中に巻き込まれていくなあとか、大きな渦の中に入っていくなあとか、そういう感覚が強くなる。私の人生そんなにやることもないので仕事をがんばっている節はあるし、誰かと一緒に仕事をし、感謝し感謝されることで、現世で魂の浄化をしている節もある。

人生の時間を一定消費しながら様々なサービスを作る過程に携わってきて、世に放たれるのを見届けてきたけれど、もうほとんどが消滅してしまった。どうせ経営者側の都合でさっくりなくなってしまうのに何をそんなに、とも思う。でも仕事は、人生の営みとしてしっかり定着しているものでもあるから、あまり未来を悲観せずに真面目に向き合えている気もする。

光の跡

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一つ前の記事からは想像できないほどポジティブな自分で笑える)