私と純日記

主に週報

純粋に日記を書きたい人生だった

よく苦悩する子供だった。繊細な特性、あまりよくない家庭環境、荒れ果てている地元の学校、物心ついたときからこれらは私は苦悩させる要因だったし、大人になって環境が変わっても同様。とにかく私は飽きもせず苦悩し、寝ても覚めても苦悩し、三度の飯より苦悩をし、死ぬまでというか死んでも苦悩する人生なんだろう。

そんな苦悩する人生には文章を書くことと非常に相性がよく、子供の頃からとにかく文章をパソコンに打ち込んできた。日々の葛藤や鬱憤を言葉にすると、自分の濁った部分を排出出来たようで安心する。そんな子供が大人になったら、呼吸するかのように苦悩をブログに書き出すようになった。

だが時代は変化し、金にならない文章を吐き続けるのはなんとなく肩身が狭く感じられるようになった。文章はコンテンツになり、金になり、資本主義の一部となることを、インターネットを純粋に楽しんでいた頃は思いもしなかった。やがてインターネットで金稼ぎをするような業界で働くようになり、余計にジレンマを抱えるようになった。次第に書く行為を素直に楽しめなくなり、人目を気にするようになり、思うように書けないことに長い間静かに悶々としていた。

ある日、はてなの公式ブログに「あの頃みたいに、インターネットに書き続けよう - 週刊はてなブログ」という記事が書かれた。結局、私は文章で金を稼ぐことにまだ抵抗し続けていて、やはり私の人生は文章だし、文章は生活なのだと改めて感じた。数年前、収益化したブログが爆発的にはてなに増えたが、皮肉なことに金にならない文章のよさを教えてくれたのもはてなだと感じた。

なのでこのブログは、上記記事でも言及されている「純日記」を愚直にやってみようと思う。私の淀んだ部分から、日常のあれやこれやまで、自由に吐き出そうと思う。

 

 

昔から書いているブログはこちら。節目に長文書いている。

ninatanpe.hatenablog.com

 

鍵垢ですが、同じように日記書いている人とフォローしあいたいので自由にフォローリクエストどうぞ。

https://twitter.com/ninatanpe

 

次の記事からはゆるく書きますのでよかったら読者ボタン押してね(ハート)