私と純日記

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お願いマッスル

数年ぶりに会った友達に「痩せた?大丈夫?」と言われた。

確かに、数年かけて痩せていっていた。理想の体重から-2kgほど足りない。この理想の体重というのも、健康体重というより私なりのシンデレラ体重といったところだ。本来であれば、あと4kgほどあれば私の中の標準体重になる。

元々、食欲に対してあまり貪欲ではなく、それと相まって体質的にも気付くと勝手に痩せていく。金に困ってはいないがつい「明日の分とっとくか…」と食べるのを控えたり、お腹いっぱい食べたときの感覚が好きではなく多幸感など微塵も生まれず、いつも腹6〜8分目で食事を終える。

摂取カロリーも少なければ、消費カロリーも少ない。リモートワークをずっとやってきてしまった故に日々の歩数は1,000歩もない。運動の類も苦手。体を動かす習慣など、私には必要ないと思って生きてきた。しかし、私も歳を重ね放っておけば体にガタがくるようになった。肩こり、頭痛、疲れやすさ、自律神経がバグるなど、慢性的な不調に囲まれて生きている。

そんなことではいけないと薄々気づいていても何もできず、リングフィットアドベンチャーを平日やってはいたものの、魔物をよけて進んでいくスキルを向上させてしまったが故に、対して筋肉の足しにもならないような運動しかしていなかった。

…が、友達に痩せた?と聞かれ、これはまじで大丈夫じゃなさそうと思った。

リングフィットアドベンチャーは、家で出来て1年近くも続けてはいるのでそれは継続し内容をもっとハードなものにしてみようと思い立った。そして、筋トレに欠かせないのは食事管理。タンパク質を効率よく摂ることを意識的にやってみることと、アプリでまずは可視化するところから始めた。

 

まずリングフィット。

アドベンチャーモードだとつい横着をこいてしまうのでやめて、カスタムモードという自分でメニューをカスタマイズ出来る機能を使って、体全体を効率よく動かせるような運動をセット。リングフィットガチ勢のブログなどを見て、まずは真似をする。

プランクやスクワットなどを結構ハードに組んで、そのあと下半身の強化系のメニューをこなすようにしている。あとはその日の体の状態に合わせて、肩こりがひどかったら上半身を動かすようなメニューをしたりする。

次に食事管理。

アプリは「あすけん」を採用した。ダイエットとあるが、筋トレ向きのアドバイスをくれるモードもある。既製品はバーコードを読み込めば自動で入って便利。よく作るメニューもセットしておける。栄養素の過不足をグラフで教えてくれてわかりやすくでよい。昼までの食事でこの栄養素が足りない(摂りすぎだ)から夜で調整しよう、と意識出来る。

たんぱく質は、3食分は自炊して賄うが筋トレ後はプロテイン製品に頼る。ヨーグルト、バー、紙パックなどいろいろあるんだな…と、未知の世界だったからおもしろい。添加物気になるなぁとかいろいろ思うところはあるが、後々調整していけるといいな。

可視化して足りない栄養素が明らかになると、その分はサプリメントで補うなどの対策が取れるからいい。私はカルシウム、マグネシウム、鉄分あたりをサプリで補うようにした。

www.asken.jp

 

この2軸をやって一週間ほど経つが、なんとなく疲れにくくなった気がする(もしかしたら鉄分が足りてなかったのかも、とも思うが)。日に日にリングフィットのメニューの数をこなせるようになり、成長しているのを感じるのがよい。そして、今の時期は暑いから筋トレすると汗だくになる。汗だくになったあとシャワーを浴びてスッキリする感じもまたたまらない。

食事管理の方も、可視化されると新しい発見が日々あっておもしろい。今度はこの食材で栄養素を補給しようとか、プロテインっていっぱいあるんだなとか、栄養はこの組み合わせで摂ると効果的なんだとか、知的好奇心をくすぐる感じがまたいい。ただ、足りない栄養素は既製品でどうにかしちゃえ〜みたいな気持ちが大きくなりすぎて、いらない添加物まで摂ってしまいそうでこわい。

思っていたより楽しくやっていけそうと思って、とてもいいなと思う。運動音痴だというコンプレックスは、学生の頃の周りの人たちと比べるからコンプレックスになっているだけで、一人で誰にも見られずやる分にはそんなもの微塵も感じない。私には家で黙々とやるのが向いている。継続する力もある方だと思う。

今日、体のラインがめちゃ見える系の服を買ったから、これからの目標は腹を割るのと太ももを細くすることも追加したいところ。

 

お願いマッスル(カバー)

最近テンション上げるためにこの曲よく聴いてる。