GWは家の中の整理と掃除をガチめにやろうと決意し、無印・ニトリ・IKEAのオンラインストアで数万円ほど収納道具やちょっとしたおしゃれアイテムを爆買いした。
4月末の土日と有給の今日月曜日を使って少しずつ届き始め、届いた順に玄関やキッチン周りからきれいにしていった。どうでもいいけど、今日の整理整頓BGMはフワちゃんANN0のアンミカさんゲスト回。なんかすごかった。朝から開運した。
そんな整理整頓欲が高まっている中、海外のデスク紹介動画を延々観てしまうくらいハマってしまう。
こういうナチュラル系のとか、
Kawaiiな部屋とか、
「はあ〜〜〜〜〜よい〜〜〜〜〜」と大興奮し感化されるわし。
そんなときに、これいいじゃん！と思ったのがIKEAのペグボードで収納するやつ。有孔ボードとかって言うらしい。
我が部屋のデスク、ものが細々散らかっていてよくない。これでなんかおしゃれに壁に収納出来たら最高じゃね？！と思い、IKEAで追加でオンラインで注文しようとしたら今から注文だと届くのがGW明けになると。
「いや、GW中にどうしてもやりたい！」の気持ちがバカのように有り余っていてどうしても今ほしかった。だからIKEAに行くことにした。
だがしかし。
私はパニック持ちなのでこういうときに不安が非常にたくさん過ぎる。電車混んでないかな？IKEA混んでるんじゃなかろうか？具合悪くなったらどうしよう…。と、不安が止まらなくなる。こういう私は不安ちゃんと名付けている。
一方で、衝動に駆られることも多い。やりたいと思ったら止まらないタイプで、あまり考えないで突っ走っちゃうことも多々ある。こっちは衝動ちゃん。
この不安ちゃんと衝動ちゃんが真逆に暴走し、毎度私が引きちぎられそうになるのだが、今日は不安ちゃんが折れ衝動ちゃんを尊重してIKEAに行くことに決めた。IKEAがどんなところかわからないが（人生で初IKEAだった）、まあでっかいニトリみたいなもんだろと衝動ちゃんが決めつけてしまい、不安ちゃんは混雑状況をググって、頓服飲んでノイキャンイヤホン耳にぶっ刺して準備を整える。
やっぱり電車は苦手で、特にJRがダメらしいと気づく。基本混んでいるからしんどいんだろう。途中Fitbitで心拍数見ると結構あがってて少しだけパニくりそうだったところでIKEA最寄り駅に到着した。
IKEAに入ったら、全然ニトリと違うやんけ！という感じで焦る。どこから入ればいいかわからんし、会計はあるが売り場が見えない。焦る。汗がジワッと滲む。
やっと入り口を見つけ、目当ての収納各種の売り場を探すが、店の作りが理解出来ない。おおん？もしかしてIKEAって道なりに進まなきゃいけないのか？と気付いたときに、ああこれは自由に脱出出来ないタイプのやつだ〜〜〜ぎゃ〜〜〜〜と気付いて不安ちゃんパニック。自分の意思が失われる感覚を持っちゃうと不安暴走。汗が止まらない。自律神経が致命的エラーを吐き続けている状態。
平穏を装って周りに注意を向ける。注意シフト発動（説明しよう、注意シフトとは不安ではなく他のものに目を向け、不安から注意を逸らす行動だ）！次第に不安ちゃんも落ち着き、その頃やっと収納各種のエリアにたどり着く。無駄に汗だくな私。ウロウロしながら更に気持ちを落ち着ける。
目当てのペグボードと収納いろいろを黄色い袋に（カート用の袋的なやつ）詰め込む。更に落ち着いてきてはいるが、店内が暑くてそれもまた不安ちゃんの不快感につながる要因になり、もっとゆっくり見たかった気持ちもあったが足早にレジという名のゴール地点に向かった。
買ったらかなり落ち着きを取り戻した。せっかくだから家具とかショールームも見てく？と思って、無料のロッカーに買ったものを入れ（無料ってすごい！）、そっちに向かう。今度は緊張感：小くらいの気持ちでショールームを回り、ロッカーの荷物を出して帰る。
帰りの電車は、緊張と不安が解き放たれ疲れ果てて何も感じなかった。買えてよかった、不安ちゃん頑張ったからアイスでも買って帰ろ〜みたいな気持ちで家に着いた。
そもそも、IKEAは衝動的に行くというより1日中楽しむくらいのテンションで向き合わなければいけない施設だ。あのダンジョンのような作りは、そういうUXを促しているのだ。衝動ちゃん敗北。
また行きたいなと思うが、交通費とオンラインショップの配送料を比べたら配送料の方が安いし、買い物が決まっていたらオンラインショップでいいやとも思った（IKEAの場合、届くのちょっと遅いけども）。
というのは合理的な私、合理ちゃんの導き出した答えなのだが、不安ちゃんは不安ではないことを曝露療法的な方法で（少しハードルの高い行動を積み重ねる感じ）和らげるしかないので、合理ちゃんを説得してIKEAに行く日も必要だろう。
衝動ちゃんも不安ちゃんも、私の大事な一面だなと思う。めんどくさいときもあるし、別の人生だったらって思うときもあるが、別の人生だった場合は今ほどの様々な気付きもなかっただろうと思うと、しょうがないよねこの人生で生まれて来ちゃったんだから。
みたいな日でした。ちゃんちゃん。
今日のBGM
ずっとバスを待っていた
時代は常に変わり続けてた
詰め込まれゆく人を眺めては
「きっと僕等の乗る車じゃない」
の歌詞が大好き
